「太陽光発電投資に対して、どんなイメージをお持ちですか?」
初めてお会いするお客様には、まず最初に伺っています。
「あまりよく知らないから、わからない」
「なんか胡散臭い」
「もう儲かる時期は終わったというイメージ」
などなどの回答をいただくことが多いです。
「なんか胡散臭い」の実態
「あまりよくわからない」という回答には、太陽光発電投資の仕組みやメリットを説明します。
「なんか胡散臭い」というお客様に理由を聞くと、
「太陽光発電所の周辺の住民とのトラブルの話を見た。」
「森林が伐採されて景観が損なわれたという話をネットで読んだ。」
というような回答をよくいただきます。
ご存じの通り、太陽光発電所は自然の多い、山間地域や農村地域に建設することが多いです。
しかし、建設にあたっては地主も含めて、きちんと周囲の方々の同意を得て、建設することが大前提になります。
太陽光発電所に利用される土地は、田畑での利用に適していない空き地や、耕作者がいなくなって田畑として利用されなくなった耕作放棄地、家屋を建てられるない土地など、地主にとっては「使い道」がなく、固定資産税だけを支払い続けざるを得ないような土地が大半です。
そのような土地を地主と相談の上、賃貸、もしくは譲渡頂き、太陽光発電所用地として有効活用します。
地主との売買、賃貸契約が済み、所有者名義を登記変更して自分の土地とすれば、一般的には規定、規制を守れば、何を建設しようと新しく地主となった自分の勝手かもしれません。
でも、実際はその土地の周囲の方々に、しっかりと理解や了解を得たうえで太陽光発電所を建設するのが通常です。
ましてや20年もの長い間、太陽光発電を続ける設備を建設するのですから、周囲の方々に迷惑をかけしないようにするのは当然です。
配慮を怠ると、結果的には購入した投資家の方にも迷惑をかけます。
一部の業者で、私利私欲を優先させ、周辺の方々の理解も得ることなく、強引に建設を進めてしいトラブルが起きてしまうのは非常に残念です。
胡散臭い業者を避ける
太陽光発電業界に限らず、「胡散臭い」方々はどの業界にも存在し、一部の業者が業界や商品のイメージを悪くしてしまうのは本当に残念です。
同じ業界にいる人間から見れば、会社の雰囲気、社員の方の雰囲気、物件の内容、値付け、物件資料の作り方等々で、業者が信頼できる方かそうでない方かは、すぐに見分けがつきます。
実は、それが物件を仲介している私どもの一番大事な仕事だと私は思っています。
「信頼できる業者に優良な物件を提供していただき、お客様にご案内する」
これが、私たちの仕事ですから、ここで業者を見分ける目利きが出来ないとお客様に信頼されません。
太陽光発電投資で成功を収めるポイントは、「信頼できる業者の良い物件を購入する」という一点に尽きますので、太陽光発電投資をお考えの皆様は、このことをぜひご留意ください。
報道の大半は「太陽光発電投資」のトラブルではない
一部の業者が起こしてしまうトラブルの話について、もう一度よく考えてみてましょう。
事例にあげたトラブルの話は、実は投資とは全く別の話になります。
一部の業者が、強引に太陽光発電所を建設した結果、周辺の方々と起こしているトラブルのことが報道されています。
しかし、これらのトラブルは太陽光発電投資の根幹とは全く別で、事前に回避できるトラブルです。
太陽光発電投資は、きちんとした業者からきちんとした物件を購入すれば、きちんと想定通りの利益が出る投資商材です。
ここを混同せずに、冷静に切り分けて判断することが重要です。
次の章では、なぜ太陽光発電投資が堅い投資なのか、どういう収益構造なのか、などについてお話します。